小中学校といった教育機関の大きな責務のひとつに、正しいスペリングの教育が挙げられる。だがこのほど米ニューヨークのとある学校が、卒業証書においてとんだ失態を犯してしまった。
ニューヨークはアッパーイーストサイドにある市立「ロバートF.ワグナー中学校(Robert F. Wagner Middle School)」は19日、400名の卒業生を送り出した。だが、その卒業式が“滞りなく”終了というわけには行かなかったことを『Fox News』が伝えている。卒業証書のスペルにミスがあったのだ。難しいスペルを持った卒業生の氏名においてではない。証書の発行元でもある「ニューヨーク市教育局」のスペルをミスしてしまったのだ。
“NEW YORK CITY DEPARTMEMT OF EDUCATION”
この画像は『Fox News』が伝えているその記事のスクリーンショット。卒業生の保護者が写真を添えて、そんな珍しいネタを提供してくれたそうだ。お気づきになられたであろうか。“DEPARTMEMT”は正しくは“~MENT”となるべきである。何といっても証書の一番上に記されているため、本当に多くの人々がこの誤植に気付いたもよう。「担当した者の国語の成績表には“F”がふさわしい」などと会場はあっという間にザワザワし始めたという。
もっとも教育者というのはその立場上、つまらないミスをそうと認めて謝ったりすることはなかなか難しいのであろう。学校、教育局いずれからもそのスペルミスについての謝罪はなかったそうだ。
※ 画像はfoxnews.comのスクリーンショット。
(TechinsightJapan編集部 Joy横手)