海外発!Breaking News

writer : tinsight-yokote2

【海外発!Breaking News】チャリティ腕相撲のライブ中継でバキッ! 上腕骨折のアクシデント(豪)

腕相撲の試合で時おり発生する腕の骨折という痛ましい事故。このほどオーストラリアで行われた一戦で、ある有名人が上腕を骨折した。ライブ放送中のアクシデントであったという。

このほどシドニーの収録スタジオで行われた腕相撲の一戦で、会場の観戦者までもが悲鳴を上げるアクシデントがあった。ライブ中継のカメラが回る中で力自慢の男2名が激突。元NRL(ナショナル・ラグビー・リーグ)で活躍した白人のベン・ロス選手(35)に対するは、やはりNRLでスターとして鳴らした黒人のウェンデル・セーラー選手である。ところが…。

この腕相撲の試合が行われたのは、NRLファンを対象とした番組『Channel 9/The Footy Show』の“Iron Arm Wrestling Challenge”というコーナー。「Go!」という掛け声からほどなくして、ロス選手が大きな声をあげて顔をゆがめたのであった。豪メディア『ABC News』が報じたところによると、ロイヤル・ノース・ショア病院に搬送されたロス選手は治療として骨接合材(金属製の板やボルト)を使用した固定術が選択され、それなりのリハビリ期間を要するという。

ロス選手は応援してくれた人々に対し、病院に向かう最中にもSNSを通じて「皆さん心配してくれてありがとう! 俺は大丈夫、すぐに良くなるさ」とメッセージを送るほどの余裕をみせている。実はこの腕相撲、チャリティが目的で番組のCM収入や募金活動により集まったお金はNRLに寄付されるという。激痛と引き換えに世間の注目を集め、この事業の知名度を確実にアップさせたロス選手には今、たくさんの心配と健闘を称える声が寄せられているもようだ。
(TechinsightJapan編集部 Joy横手)