映画撮影のためオーストラリアに渡ったものの、愛犬2匹をコッソリ連れて入国したジョニー・デップ(52)とアンバー・ハード(29)。しかし夫妻はこのとき正規の手続きをスルー。犬をトリマーに連れて行く姿を目撃されたばかりに、愛犬の入国が国にバレてしまった。これを知った当局は、「50時間以内に犬を国外に。さもなくば2匹とも安楽死させます」と通達。愛犬はその後アメリカに帰国したが、アンバーは当局の方針に相当不愉快な思いをしたという。
そもそも、決められた手続きを踏むことなく、犬をコッソリ入国させたジョニー・デップとアンバー・ハードに非がある。犬の無許可入国を知った当局は「2度“最もセクシーな男”に選ばれた人だから、また映画スターだからという理由で違法行為を許可したら、全ての人の違法行為を許可せねばならなくなります」と少々茶化しながら、愛犬の殺処分を通達。ジョニーは早速愛犬をプライベートジェットに乗せ、出国させた。
この出来事を振り返ったアンバーは、豪当局のとった一連のアクションにつき「実に悲しい状況だった」と語る。『エンターテイメント・トゥナイト』に対して、アンバーはこうも話しているのだ。
「犬は2匹とも無事に帰国したわ。」
「ならず者の悪党、つまりオーストラリア政府の役人達の企てにもかかわらず、2匹とも元気よ。」
ちなみに過去には、ジャスティン・ビーバー(21)がドイツに猿を連れ込むという珍事が発生。ジャスティンについては「この愚か者が!」と猛バッシングを受けたものの、夫妻を叩く声は案外少なかった。ジャスティンはその後引き取り手続きを無視し、猿は動物園送りになったという。
(TechinsightJapan編集部 ケイ小原)