海外発!Breaking News

writer : tinsight-yokote2

【海外発!Breaking News】17歳受刑囚がクギ、針、ネジ…金属を食べ続ける。関係者の苦悩大きく。(米)

脱獄が難しいとなれば意表を突いたやり方で無罪放免を勝ち取るしかない…!? それとも真の異食症患者なのか。収監中に金属ほかを食べ続けた17歳受刑囚の話題がアメリカから飛び込んできた。

シカゴでピザ屋に強盗に入って逮捕され、昨年1月にクック郡の刑務所に収監されていたラモント・キャシーという17歳の少年。だが『シカゴ・トリビューン』紙ほか複数のメディアが伝えているところによれば、キャシーは施設内のあらゆる箇所を荒らしたもよう。前代未聞の異食症状をみせ、異物の除去手術と治療および精神面での詳しい検査が行われるため、身柄は医療刑務所に移されている。

普通の人が食べ物とは思わないものを口に入れたがったというキャシー。クギ、ネジ、針、画鋲、革製品、そして医療機器も口に入れ飲み込んでしまう。当然ながら消化はされずキャシーの体に溜まり、それらを取り除く複雑な手術と治療が必要になってしまった。さらに面会した弁護士は「この少年には長期にわたる精神的な治療が必要」と主張している。

キャシーに設定された保釈保証金は日本円にして約60万円だが、家族が支払ってくれる様子もない。一方で、人々が納める税金からこの少年犯罪者にかかるであろう経費は医療面だけでも1億2000万円を超えそうだという。無罪釈放を狙って被告人や受刑者が精神疾患を持っているかのように偽る例が近年急増していることもあり、関係当局はこの少年の今後の扱いについて頭を悩ませているもようだ。

※ 画像はexpress.co.ukのスクリーンショット。
(TechinsightJapan編集部 Joy横手)