米テキサス州ダラスのある高校で、国語を教えている49歳の女性教師が教え子と性行為を繰り返して解雇となった。『Dallas Morning News』が伝えているところによれば、男子生徒がほかの教師に助けを求めて事態が発覚したという。
教え子である19歳の男子高校生と肉体関係を持っていたことが発覚し、教師の職を追われた上に起訴されたのはテキサス州在住のメアリー・トッド・ローランスという49歳の女。勤務先であったダラス独立教育学区の「モリーナ・ハイスクール」で1人の男子生徒をまさに性奴隷のように扱っていたところ、4月下旬に警察による出頭命令が携帯電話に入ったのであった。
かつては大変な美しさであったことを思わせるこのお色気教師と男子生徒の極秘の関係が始まったのは、今年の2月下旬。宿題を個人的にみてくれるというシチュエーションであったという。魔が差した、ほんの出来心だったというレベルを超えてそれはどんどんエスカレートし、教師はその男子生徒を教室、車、アパートの部屋、もう至るところに連れ込んでは性的行為を楽しんだ。一方で完全に教師の精神的支配下に置かれていた男子生徒は、「秘密がばれたらどうしよう。こんな関係は終わりにしたいけれど、そんなことを言ったら何をされるかわからない」と不安が強まり、4月上旬に他の教師に相談したのであった。
19歳という被害者の年齢は未成年に対する性的虐待行為には相当しないものの、教師が教え子と肉体関係を持つことは倫理上許されるものではない。また若い男子が大好きなローランスの性癖とそれを行動に移す分別のなさは、“再犯”にもつながりかねない。そうしたことから検事当局は起訴を決めた。ちなみに『ヒューストン・クロニクル』紙は、テキサス州で昨年9月1日から今年2月28日までの間に教師と教え子の極秘の関係について各教育委員会に寄せられた報告は74件も上ったことを報じている。
※ 画像はnydailynews.comのスクリーンショット。
(TechinsightJapan編集部 Joy横手)