「On the Road Again Tour」と題したツアーを敢行中にもかかわらず、ストレスを理由に突如ツアーを離脱したゼイン・マリク。その後ほどなくして彼は「ワン・ダイレクション(1D)」そのものからの脱退を発表し、メンバーとファンを驚かせた。「バンドで出会った最高の彼らに感謝したい」と語った彼だが、残るメンバーの思いはやはり複雑だったという。
このほど1Dメンバーらが人気番組『The Late Late Show』に出演。そこでインタビューを受け、不仲を囁かれたルイ・トムリンソンが「ゼインとの関係に問題はないよ」とコメントした。しかしそれぞれ複雑な感情はあったらしく、リアム・ペインはこう話している。
「脱退当初は、俺たちも少し腹が立ったよ。驚いたからね。」
「だけど、俺たちもゼインの気持ちは知っていたんだ。」
「ゼインについては、この仕事で“好きな部分”と“そうでない部分”があった。仕事が嫌になったら、自分の気持ちに従うしかなくなることも…。辞めるしかないときもあるから、それをどうこう言うつもりはないよ。」
ちなみにリアムはゼインの脱退にガッカリしたというが、今は「幸運を祈りたい」とエールを送っている。
またナイル・ホーランについてはゼインの脱退を予期していなかったそう。しかしツアーを満喫中の彼は「ニューアルバムのリリースも楽しみにしているよ」とコメント。一方“次なる脱退者か”と噂されるハリー・スタイルズは「他の誰かを1Dに入れようと思ったことは?」との質問を受け、「No」と即答している。
ツアーは残るメンバーで続け、ニューアルバムも収録中の1D。彼らの今後については様々な憶測が流れているが、しばらくは4人での活動をこのまま続行という方向でいくもようだ。
※画像は、facebook.com/onedirectionmusicのスクリーンショット。
(TechinsightJapan編集部 ケイ小原)