人気俳優にして、学ぶことが好きで努力家ともいわれるジェームズ・フランコ(37)。彼がこのほどマクドナルドでの労働を振り返り、「演技力を身につけるのに非常に役立った」と明かした。
演技力を高く評価され、次々と話題作に出演しているジェームズ・フランコ。このほど彼が、マクドナルドについて以下のように綴ったエッセイを『ワシントン・ポスト』紙に寄稿した。
「僕がマクドナルドを必要としているとき、マクドナルドに助けられた。他には誰も助けてくれなかったのにね。」
当時ジェームズにはお金も職歴も無かったというが、そんな彼をマクドナルドは快く雇用してくれたという。
「ある人にこう聞かれたんだ。マクドナルドでの仕事を上手にこなせるかって。当然、僕が上手くこなせる仕事ではなかったよ。」
「でも最寄のマクドナルドに行くと、その日のうちに仕事を与えてもらえたんだ。」
これにより定職に就けたジェームズは、3か月間勤務。そこでの仕事を通し、ハリウッド俳優としての成功に欠かせぬ様々なアクセントを練習・習得したという。
「(ブルックリン風、イタリア風、英国風、アイルランド風、ロシア風、南部風の)アクセントは上手ではなかったけれど、それでもみんなに説得力があると思ってもらえたんだ。」
「僕が(イタリアの)ピサ出身だと思った美人に、イタリア語を教えてほしいとリクエストされたこともあるよ。」
そんなジェームズは、マクドナルドでの待遇も「かなり良かった」と回顧。タレントとしての仕事が舞い込んだためマクドナルドを去ったというが、今後もたまにはマクドナルドに寄って、チーズバーガーをオーダーするだろうと書いている。
(TechinsightJapan編集部 ケイ小原)