もはやアジア一の金満大国と言われる中国。持て余した財力をアピールするならやはり「ゴールド」が一番ということか。山東省でこのほど「黄金の2階建てバス」がお目見えした。
この画像は中国のメディア『news.163.com』が伝えているその記事のスクリーンショット。目にも鮮やかな全面ゴールドコーティングのダブルデッカー(2階建てバス)が登場したのは、中国・山東省の政治・経済の要として大変な賑わいをみせている済南市。このほどそのお披露目イベントが行われ、大きな注目を集めたという。
ボディのコーティングばかりではない。バスの所有者であるジュエリー会社の「SJONO」は、宣伝を兼ねて車内にも装飾を含む至るところに金を贅沢に使用すると決めたため、バスの車体価格とは別に日本円にして9,600万円以上を投じたそうだ。
高級外車がずらりと並び、結婚式の送迎はリムジンが当然と金満ぶりを発揮するこの町も北京、上海、四川などに負けず目指すところはドバイであろうか。「金をゴテゴテと使うのは成金趣味」などという批判めいた言葉を気に留める様子もない。ちなみに中国・都市部の若者の間では、男性はマイホームを購入してから女性にプロポーズする、これが流儀となりつつあるそうだ。
※ 画像はnews.163.comのスクリーンショット。
(TechinsightJapan編集部 Joy横手)