フライトが遅延となる大きな理由のひとつでありながら、どうにもなくならない空の旅におけるとんだ迷惑客の話題。このほど、「エア・カナダ」の旅客機で高齢者の女が大暴れというニュースが飛び込んできた。
旅客機の機内で客室乗務員に絡み、降機命令が下されて近くの空港に緊急着陸となり、フライトは大幅に遅延。こんな迷惑行為といえば大概は“酔っ払い”を想像するものだ。しかし今回の事件は超高齢の女の乗客が引き起こしたもので、人々は強い怒りの中にも「呆気にとられた」などと語っている。
アイルランドの『The Irish Times』紙が伝えているところによれば、事件が起きたのは10日にドイツ・フランクフルトを発ち、カナダ・トロントに向かって飛んでいた「エア・カナダ(本拠地:モントリオール)」877便の機内。同機はアイルランド・シャノン空港への緊急着陸を余儀なくされ、飛行機は予定より4時間も遅れた23時39分にトロント・ピアソン国際空港に到着した。
シャノン空港で降機、逮捕となったのはなんと87歳の女(国籍、名前などは明らかにされず)。しかし機内では客室乗務員に噛みつくなど2~3人がかりで押さえつける必要があるほどの暴れ方で、目撃者からは「超高齢とはいえ、縄で縛りつけておくしかない状況だった」との証言も出ている。
※ 画像はcbc.caのスクリーンショット。
(TechinsightJapan編集部 Joy横手)