鳴き声ひとつ上げない本当に小さな生き物であっても尊い命。それを意図的に奪う残虐な行為は決して許さない。こうした考えに基づき、このほど米フロリダ州で金魚を殺した30代の女に厳しい罰が下る可能性が出て来た。
フロリダ州オレンジ郡で、ボーイフレンドの自宅に勝手に侵入し、家具や家電製品を荒らしたアンジェラ・ガルシアという32歳の女が逮捕された。住居侵入、器物損壊ばかりか、意図的に金魚の命を奪ったことから動物虐待致死の罪にも問われるという。
米メディア『thesmokinggun.com』がオレンジ郡裁判所に提出された記録をもとに伝えているところによれば、ガルシアは数日間の約束でオーランドのノリス・ジョンソンさん宅に身を寄せていたが、口論となり家から追い出されて逆恨み。ジョンソンさんが勤めに行った後でその家に忍び込み、テレビや電子機器、家具を次々と壊し、水槽に漂白剤を注いで金魚を殺したところを彼の息子に発見されたという。
ジョンソンさん宅の被害総額は約18万円。逮捕当時のガルシアは漂白剤のニオイもさることながら、かなり酒に酔っていた。約14万円の保証金を支払ったことにより身柄は保釈となったが、別件で逮捕・起訴され、そちらも保釈中という状況であっただけにガルシアにはかなり厳しい罰が下るものとみられている。
※ 画像はthesmokinggun.comのスクリーンショット。
(TechinsightJapan編集部 Joy横手)