職場の同僚に気になる女性がいるというのは決して珍しい話ではない。しかし米ミネソタ州では、「交際を申し込むほどの勇気がない」という男がとんでもない行動に出て逮捕・起訴されていた。なんと彼女のデスクにあったコーヒーに…!?
事件は昨年8月、米ミネソタ州ラムゼー郡のニューブライトンにあるホームセンター「Beisswenger’s」のオフィスで起きた。離れていた自分の席に戻った女性は、独特のにおいを放つ粘液でデスクが汚れていることに気づき、さらにコーヒーからも同様の臭気と不快な味がしたため警察に通報。その後、彼女のデスクに向かってあやしげに手を動かしていたところを目撃されていたロバート・ジョン・リンドという34歳の男が取り調べを受け、公然わいせつ行為にあたるとして逮捕・起訴されていた。
このほどその裁判がスタートしたが、「彼女のことが好きでした」として有罪答弁を行ったことと、公然わいせつ行為と言えるほどの証拠が揃わないことから軽犯罪とみなされることになり、リンドの立場は有利なものに転じてしまった。被害者女性の味わった不快感は相当なものがあり、ラムゼー郡検事局も“同意なき性的接触”として重い量刑を求めていただけに失望感をあらわにしている。判決は来月22日に言い渡されるという。
※ 画像はminnesota.cbslocal.comのスクリーンショット。
(TechinsightJapan編集部 Joy横手)