ご存じの方も多いが、中国では男女を問わずすべての教育課程において入学時の軍事訓練に参加する義務がある。その実態を撮影した写真が紹介され、話題を呼んでいる。
この画像は中国のメディア『news.163.com』が伝えているその記事のスクリーンショット。広東省恵州市のある大学に入学した女子68名が5日にわたる軍事訓練を受けているといい、この日は元特殊部隊にいたという教官の指導のもと、勇ましい声をあげながらナイフ格闘術を教わった。「何か危険なことが起きた時にはこれで自分の身を守りましょう」という教官の言葉に、女子学生らの表情は真剣だ。
中国では小・中・高校・大学に入学すると、健康上問題がある者、留学生、外国人家庭の子供などを除いて一定期間の軍事訓練に参加することになる。小・中学校では集団行動、あいさつ、整列、行進などを、高校では座学と武術を、そして大学では場合によっては銃や武器の取り扱いまでを教わるという。
世界進出がめざましく、観光旅行はもちろん不動産投資にも余念がない近年の中国人女性たち。彼女たちには“大人しい”というこれまでのアジア人女性の印象を覆すような独特の逞しさ、負けん気の強さがあるともいわれ、それが誤った方向に進んでの嘆かわしい事件が各地で多発していると言わざるを得ない。だがこんな写真を見たらそれも納得するのではないだろうか。
※ 画像はnews.163.comのスクリーンショット。
(TechinsightJapan編集部 Joy横手)