このほど、女優ミラ・クニス(31)が故郷ウクライナで暮らしていた時期の友人という人物が、ミラに対して奇妙な訴訟を起こした。その原因は、ミラが25年前に盗んだ“ある動物”だという。
ミラ・クニスに対して訴訟を起こしたのは、“ミラのウクライナ時代の友人”を自称するカロ(Kristina Karo)さんなるミュージシャン。彼女によると、ミラとは同じ小学校に通う1年生同士で非常に仲が良かったという。当時カロさんは“Doggie(ワンちゃん)”と呼ぶと反応する賢いニワトリを飼っており、ミラはそれに嫉妬していたらしい。
しかしある日、Doggieが失踪。後日、ミラは窃盗を認めたものの「あなたの家にはニワトリ農場だってある。どのニワトリでもペットにできるでしょ!」と悪びれなかったというのだ。これにより精神的ダメージを受けたカロさんは、セラピーを受ける羽目になったとのこと。その後ミラはアメリカに渡りスターとなり、カロさんも同じくロサンゼルスに移り歌手業をスタート。地理的に近くなったため悪しき思い出が蘇り、再度セラピーに通う生活が始まったという。
これを苦にしたカロさんは、ミラに対して「精神的ダメージで歌手業に支障が出ている」「精神科にかかる治療費も入れ、計5000ドル(約60万円)を払って」と訴訟を起こした。 現段階でミラ側は法的書類を受けとっていないというが、この動きには気分を害したもよう。新PVを出すというカロさんにつき、「対抗訴訟を起こしたい気分」「彼女のビデオを見たせいで、体も目も痛くなった。こっちこそお金が必要だわ」などと憎々しげに語っている。意外な過去を理由に起こされた訴訟だが、これは明らかに売名行為。カロさんもすっかり名が知られる存在になったが、歌が売れるかどうかは分からない。
(TechinsightJapan編集部 ケイ小原)