インフルエンザや花粉症など、ウイルスやアレルギーから身体を守るときの必需品といえばマスク。近年ではこのマスクの用途・使用目的が実に多様化している。鼻から顎にかけてマスクで覆うことで、目元をより強調し瞳を大きく見せたり、コンプレックスを隠すこともできる。タレントが鼻から下を覆って、目元だけを本人に似せる「ものまねメイク」はマスクあってこそだ。いま、マスクは必要なときだけする時代から、ファッション感覚で積極的に使用する時代へと変貌を遂げようとしている。
日本と海外ではマスクの使用実態が少し違うことをご存じだろうか。アメリカ人はマスクをしないとされており、フランスなど多くの国々でもマスクは医療や清掃の現場で用いる物とされている。一方の日本は年間マスク消費量、実に20億枚ともいわれるマスク大国。若者の間ではすっぴんを見せたくない、コンプレックスを隠すための「伊達マスク」も流行るなどマスクの可能性を追求し続けるまさにマスク先進国だ。そんな日本を反映したコンテスト『マスク美人コンテスト2014』が開催されこのたびグランプリが発表された。
「マスクをつけた姿」に着目した『マスク美人コンテスト』。主催したのはマスクブランド「フィッティ(R)」シリーズを展開する玉川衛材だ。2013年は1万人を超える投票数があり、これを受けて2014年も実施することになった。コンテストでは「マスクをつけても、あなたらしく。」が感じられる写真と「あなたらしさ」を表す言葉を募集している。
2014年10月から募集を開始し、前回の2倍以上の応募が殺到した。そんな激戦の中『マスク美人コンテスト2014』のグランプリに輝いたのはマスク着用姿に「我こそは」と北海道から応募した「ちーちゃん」さんだ。可愛いマスク着用姿が人気を集め、厳正な審査の結果グランプリ受賞となった。
各部門賞も決定し「女性部門」第1位はマスク姿で大人っぽい雰囲気漂う「むらはる」さん。「男性部門」第1位は清潔感のある爽やかな「mac」さん。「キッズ部門」第1位はキュートに微笑む「とんち」さんが受賞した。特別賞「タマガワ賞」には、黒ボードのコメントの通り「天真爛漫」な笑顔を披露した「あんじぇら」さん(他9名)が選出された。総合グランプリに選ばれた「ちーちゃん」さんには、玉川衛材TVCM出演権と30万円の賞金が贈呈された。
グランプリの「ちーちゃん」さんをはじめ、受賞者の気になる素顔は『マスク美人コンテスト2014』サイトで見ることができる。美人が1分ごとに時間を知らせてくれるウェブサイト「美人時計」とコラボレーションした『マスク美人コンテスト2014』とあって、サイトでは1次審査に残った応募者が1分ごとに時間を知らせてくれている。こちらも是非注目だ。
女性の間ではマスクはファッションの一部のように季節問わず使用されている。隠れている部分が多いからこそ醸し出される美しさや奥ゆかしさを感じられる、『マスク美人』がこれからも増えていきそうだ。
■Fitty×bijin-tokei マスク美人コンテスト2014
http://www.smartcontest.jp/system/fitty-bijint/pc/
(TechinsightJapan編集部 平原はづき)