海外発!Breaking News

writer : tinsight-yokote2

【海外発!Breaking News】トルコ航空機、爆弾予告で混乱。日本便も巻き込まれる。

航空関連の暗いニュースが続く昨今。このほどトルコ航空機を相手に2件の爆弾テロの予告があり、緊急着陸などが相次いだことが伝えられている。

トルコのメディア『BGN news』の情報をもとに英メディア『mirror.co.uk』他が伝えているところによれば、「トルコ航空(Turkish Airlines 本拠地:イスタンブール)」の旅客機2機で爆弾テロ予告が相次ぎ、フライト中の飛行機が引き返すなど騒動となっていたもようだ。

1件目は、トルコの29日にイスタンブール・アタテュルク国際空港を離陸して間もない成田(東京)行きTK52便で、「貨物室にC4」というメモがトイレの扉に貼られていた。“C4”は軍用プラスチック爆薬のことで、同機は直後に引き返しを余儀なくされたという。

続いては30日朝にイスタンブールを発ち、乗員乗客約250名を乗せブラジル・サンパウロに向けて飛行中であったTK15便において、やはりトイレの扉から「爆弾あり」とのメモが発見され、同機はモロッコのカサブランカにて緊急着陸となった。その後、他のメディアがいずれの飛行機からも爆弾は発見されず、乗員乗客も無事であることを伝えている。

世界における爆弾予告は、ご存じの通りある程度ニセの情報が繰り返された後で実行されることが多い。「イスラム国(IS)」の不穏な動きにも警戒感を募らせる必要があり、どうせまた冗談であろうという考えからフライトを続行させることは困難である。

※ 画像はmirror.co.ukのスクリーンショット。
(TechinsightJapan編集部 Joy横手)