このほどフロリダ州で行われた大学生らによるパーティで、男子学生が小さなハムスターの頭部を食いちぎり、プッと吐き出すというパフォーマンスを演じた。その動画が投稿され、動物を愛するすべての人々が震撼。専門家も「長期にわたる注意が必要な、非常に危険な人物」と捉えているもようだ。
全米の大学生がこの時期、盛んに口にする“スプリングブレイク・パーティ”。春休みを利用し、フロリダ方面に遊びに出かけてパーティでハメを外すのだが、そこで男子学生による残虐な行為があったことが27日にYouTubeに投稿された動画(すでに削除済み)で発覚した。映像によると、彼はバックパックから1匹の小さなハムスターを取り出してその頭を食いちぎり、囃し立てる野次馬に向かってプッと大きく吐き出し、残った胴体部分を藪の方向に放り投げているのだ。
Tシャツとショートパンツ姿で笑った顔にはあどけなさが残る、そんな男子学生。彼に潜む恐ろしい残虐性について、動物愛護団体PETA(People for the Ethical Treatment of Animals)のステファニー・ベルさんは英メディア『dailymail.co.uk』に、「猟奇殺人や学校銃乱射事件を起こした人物のほとんどが、過去に残虐な動物虐待行為をいく度も繰り返した経験を持っていることが判明しています。また犬を蹴る人間は配偶者や子供にも暴力を振るいがちです。そうした観点からもこの男には慎重な観察が必要でしょう」と話し、動物虐待事件として訴えることを正式に決めている。
これまでのところ、この男はフロリダ州タラハシーにある「フロリダ州立大学」の学生であることが判明しており、PETAおよび『dailymail.co.uk』がこの件に関して大学事務局への接触を続けている。
※ 画像はmetro.co.ukのスクリーンショット。
(TechinsightJapan編集部 Joy横手)