南アフリカの週刊誌『YOU』によると、現在刑務所で服役中の義足のランナー、オスカー・ピストリウスが食事に毒が混入されているのではないかという妄想に取りつかれて食事がとれず、ひどく痩せてしまったと報告されている。
ガールフレンドのリーバ・スティンカンプさんを死亡させたとして過失致死罪で懲役5年、レストランで発砲した件では懲役3年、執行猶予5年となった“義足の金メダリスト”オスカー・ピストリウス。現在刑務所に服役中のピストリウスは“孤独な独身貴族”といった様子らしい。ピストリウスは他の囚人らと交わることなく、特別な個室(他の囚人曰く『独身貴族部屋』)にこもってVIP待遇の刑務所生活を送っていると見られている。
ところが『YOU』誌によると、オスカー・ピストリウスの食事内容が激変したという証言を得たとのこと。ピストリウスは自分の食事に毒が混入されているのではないかと懐疑的になり始め、その疑惑が徐々に大きくなり、今では提供される食事をとることができないほどに。彼が食べられるのは、刑務所の売店で売っている『chakalaka』という香辛料の入った野菜の缶詰などで、そのためピストリウスの体重は激減し、痩せすぎて義足がうまく固定装着できなくなってしまったという。
ちなみに殺人容疑がかけられてる大富豪のチェコ人、ラドバン・クレッチャー(Radovan Krecjir)が同じ刑務所に勾留中で、彼とピストリウスは親しくなり、2人で食べ物を分けているという情報もある。
(TechinsightJapan編集部 FLYNN)