各国ファンが「ワン・ダイレクション（1D）」のワールドツアーに熱狂する中、ストレスを理由に突然帰国を発表したゼイン・マリク。それに続き「普通の22歳に戻りたい」としてグループそのものからの脱退を発表したが、本人はすでにソロアルバムの制作に取り掛かっているという。それを知った「1D」ファンの一部は激怒、「苦楽を共にしてきたバンドに対する裏切り行為だ！」「ファンに対し嘘をついてきたようなもの」と激怒した。

ゼイン・マリクの1D脱退を、メンバーは傷つきながらも冷静に受け止めた。ハリー・スタイルズはステージで男泣きし、他のメンバーらはTwitterで「これからも親友だぜ」と表明。今後は4人で活動を続行するというが、一方のゼインはすでにスタジオ入りし、ソロアルバムの制作に取り掛かっているという。

しかし、ゼインの「1D」脱退理由は「普通の男に戻りたい」だったはず。にもかかわらず早速ソロ活動に向け動き始めている彼に、「1D」ファンの一部がカンカンに。SNSには、以下のような激怒コメントが多数浮上中だ。

「ストレスいっぱいだの、スポットライトを浴びるのが嫌だの…。あんな嘘さえつかなきゃ、こんなに腹が立つこともなかったのに。」
「ゼインのことを、そして彼の脱退をリスペクトすべきか分からなくなった。これは大きな裏切り行為だと思う。」
「どうしてこんなにも長い間ソロ転向の意向を黙っていたの？」

しかしゼインの熱狂的ファンは彼の決断を受け入れ、「彼にただハッピーでいてほしい。絶対にゼインの応援をやめたりしない」と表明している。ゼインの脱退で揺れに揺れた音楽業界だが、誰よりも困惑し動揺したのは、結束力の固さで知られる世界中の1Dファンであった。
（TechinsightJapan編集部　ケイ小原）