米時間3月5日に、人気俳優ハリソン・フォード(72)が操縦する小型飛行機が離陸直後にエンジントラブルを起こし、ゴルフ場に緊急着陸。それが墜落状態となった衝撃で本人は大怪我を負い、救急搬送された。事故発生時に偶然現場でゴルフをしていて機体が木に突っ込み地面に落ちる様子を目撃し、救出活動にあたった医師がインタビューに応じ、「ハリソンさんは苦痛のあまりうめき声を上げていた」とコメントした。
今回の事故で大怪我を負ったものの、命に別状はなく完全回復できる見通しと伝えられたハリソン・フォード。彼を事故直後に現場で救った医師(Sanjay Khurana氏)が、このほどメディアにこうコメントした。
「(ゴルフクラブを置き事故現場に駆けつけると)ハリソンさんがシートベルトをしたまま、苦しそうに突っ伏していました。」
「僕達は、彼を安全に機体から出してあげたいと思いました。燃料が漏れだしていたからです。僕はゴルフ場にいる人たちに、(燃料で機体が)炎上しないよう燃料に土をかけるよう指示しました。」
数人でハリソンを機体から出した後は、現場に居合わせた人たちと力をあわせてハリソンの首と脊椎をしっかりと固定。医師はハリソンの血圧が正常であること、また気道の状態が良いことを確認し、救急隊の到着を待ったという。救出時のハリソンは傷から大出血していたものの、話をすることはできたそうだ。
事故直後に「重傷」と伝えられ最悪の事態を懸念したファンも多く、歌手・女優シェール(68)もTwitterで「ハリソンにたくさんの祈りを送ります」とつぶやいていた。ハリソンはその後、「折れた足首と骨盤の手術を受けた」と伝えられた。
(TechinsightJapan編集部 ケイ小原)