海外発!Breaking News

writer : tinsight-yokote2

【海外発!Breaking News】コンドーム1つが2500円! ハイパーインフレの国、ベネズエラ。

昨年からインフレが一気に激化したことが伝えられている南米ベネズエラでは、こんなものにも破格の値段がつくようになってしまった。コンドーム1つが2500円もするといい、人々は避妊具なしでコトに及び始めている可能性が高いという。

2013年から心配の声があがっていたベネズエラのインフレ。今やこの国はハイパーインフレの真っ只中にあり、ニコラス・マドゥロ大統領は世界各国を回っては首脳と会談し、最低ラインに落ち込んだ国の信用格付けの回復を図ろうと必死になっている。

そんな中で市民は輸入品を中心にかねてから買占め行為に走っており、食糧はもちろん、日々の生活必需品を含めたあらゆるものの値段が高騰かつ不足している。そしてついに首都カラカスでは、安いセット売りのコンドームであっても1つが2500円もすることを英メディア『mirror.co.uk』が伝えた。36個入りコンドームが1箱4760ベネズエラ・ボリバル(日本円にして8万9800円)で販売されているというのだ。

コンドームには望まない避妊、そして性感染症やHIVの感染を防ぐ大切な役目があるが、この値段では当然「ナシでいいや…」ということになってしまう。だがこの国は9割がカトリック教徒で、性に奔放という印象が強いものの中絶は許されない。たかがコンドーム、されどコンドームである。ベネズエラの厚生省もこれを黙ってみているわけにはいかないであろう。

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(TechinsightJapan編集部 Joy横手)