齧歯類(げっしるい)は、やはり目の前のものに噛みつくのが得意なようだ。米ウィスコンシン州のある市で行われた「グラウンドホッグデー」のイベントで、市長がリス科のグラウンドホッグに耳たぶを噛まれてしまったことが伝えられている。
米ウィスコンシン州南部のサン・プレーリーで市長を務めるジョナサン・フロイント氏。彼は2月2日、北米の春の到来を占う毎年恒例の行事「グラウンドホッグデー」のイベントに登壇したが、そこに招かれたリス科の小動物、グラウンドホッグの“ジミー”に耳たぶをガブリと噛まれるアクシデントに見舞われた。
「グラウンドホッグデー」が知らせる春占いとは、グラウンドホッグが冬眠を終えて巣穴から出て来た時、晴天で影ができているとそれに驚いて巣穴に戻るため“冬はあと6週間続く”と解釈し、天気が曇りや雨であればすんなりと外に出てくるため“春は間近”と解釈するものである。
そして今年、ジミーが自分の耳を噛んだことを市長はポジティブに解釈。「ジミーは私にそっと耳打ちしてくれました。“春は間もなくやってくる”とのことです」と笑顔で語っている。だがジミーの飼育係の意見は異なったもよう。「いや、あと6週間のガマンではないかと…」と漏らし、人々の苦笑を誘っていた。
※ 画像はminnesota.cbslocal.comのスクリーンショット。
(TechinsightJapan編集部 Joy横手)