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南アフリカ・ハウテン州のDaveytonというタウンシップで、3年前にある商売を始めた男性がいた。なんとネズミの皮や毛でアクセサリーなどを製造し、販売しているのだ。
南アフリカのタウンシップ(旧黒人住居地区)は低所得者が多く、生活基盤が整っていないために不衛生な箇所にはネズミが繁殖し、多くの住民を困らせている。そこに目をつけたある男性は、ネズミを利用した商売を立ち上げた。
その男性はネズミの皮や毛を財布や時計のストラップにし、また靴やピアスなどに加工して販売している。彼はネットで動物の皮を剥ぐ方法を勉強した。皮は一日外に干し、乾燥させてから商品を作っていく。残念ながら人々の反応は否定的で、ネズミの皮と聞いただけで拒絶してしまうという。
この商売を始めて3年が経ち、売れ行きはともかくネズミがタウンシップから激減したそうだ。そのため商品を作ることもままならず、男性はネズミを飼育しなければならないほどになった。今では皮を剥いだネズミの肉を加工して、猫のエサとして販売するビジネスを考案中とのことだ。
※ 画像はenca.comのスクリーンショット。
(TechinsightJapan編集部 FLYNN)