先日、米人気俳優ヴァル・キルマー(55)が喉から出血し病院に搬送された。その後、米メディアは「腫瘍から出血して手術を受けた」と報じたが、本人は大慌てで否定。しかし、ここに来て「宗教のせいでヴァルは病気を認めない」という報道が浮上した。
映画『トップガン』や『ドアーズ』で知られる人気俳優ヴァル・キルマーにつき、喉の不調に気づきながらも宗教ゆえに治療を拒否していたとする報道が流れた。芸能情報サイト『TMZ』によると、サンタモニカのUCLAメディカルセンターにて医師団は手術を終了。腫瘍を除去したにとどまらず、呼吸をしやすくする手術も併せて行う必要があったという。
ヴァルの家族によれば、本人は昨年の夏から腫瘍に気づいていたとのこと。その後、喋ることが困難になった上に首も腫れ、ついにはスカーフや服で首元を隠すようになったという。家族は「病院へ行ってほしい」と説得したものの、ヴァルは拒否。その理由はヴァルが信仰している「クリスチャン・サイエンス」なるキリスト教系の新宗教だといい、祈りで癒えると信じるヴァルはしつこく病院行きを迫る人々とは縁を切っていたそうだ。
さらにヴァルは「祈りに効果がなかった」と認めるのを嫌い痛みすら認めなかったといい、病院に搬送される際には咳で出血するほど悪化していたらしい。
しかしヴァルは先日、Facebookにて「腫瘍もないし、手術もしていない。レントゲンの結果を待っているところ」と書き込んでいた。痛み、出血ともにあった末の搬送、手術だったという見方が濃厚だが、本人は頑なに否定。一方で「宗教絡みの治療拒否だったのか」と報道はますます過熱している。
※画像は、facebook.com/valkilmerのスクリーンショット。
(TechinsightJapan編集部 ケイ小原)