ティーンにして大成功し、ポップスターとして第一線に躍り出たカナダ人歌手ジャスティン・ビーバー(20)。その彼がここ数年警察を巻き込むスキャンダルを連発し、キャリアを支え続けてきたマネージャーは少なからず困惑したという。「当然、擁護しきれないトラブルもあった」というマネージャーが、今後のジャスティンにかける思いをインタビューで語った。
数々のスキャンダルを経て、間もなく21歳になるジャスティン・ビーバー。そんな中、彼をトップスターに育て上げたマネージャーのスクーター・ブラウン氏(33)が米メディア『Complex』のインタビューを承諾。そこでジャスティンの起こしたスキャンダルにつき“擁護不可能なものも複数あった”と認めた上で、胸中をこのように明かしている。
「特定のスキャンダルについて細かく話すつもりはありません。でも、最も大変だと感じるのは、(クライアントより)自分が少しばかり年上で、自分ならしないような行動を彼らがとることですね。」
「『自分だったらそんなトラブルは回避できたのに』『僕なら助けてやれたのに』なんて思うことも…。そういう状況は苛立たしいですよ。でも結局、いろんな経験を経て大人になるもの。色々な経験を乗り越えることも必要なんです。」
またジャスティンらクライアントのトラブルにつき、スクーター氏はこう語った。
「アリアナ・グランデやジャスティンはまだ若いですからね。失敗することはこれからもあるでしょう。そこからどう立ち上がるかで、彼らがどのような人間か決まるのです。」
ちなみに現在のジャスティンは暮らしぶりもずいぶん落ち着き、仕事にも真面目に取り組んでいるもよう。
「そう、今はかなり良い状態です。」
「今のジャスティンは、人々に望まれる男になる準備が整っているのです。彼なりの成長を経てここまできたのだし、それは我々大人も辿った道です。」
スキャンダルを経て落ち着きつつあるジャスティンを、スクーター氏は厳しくも愛情をもって後押しする構えのようだ。
※画像は、『Instagram justinbieber』のスクリーンショット。
(TechinsightJapan編集部 ケイ小原)