故ホイットニー・ヒューストンが実子のように世話をし、「養子にしていた」という噂もあったニック・ゴードン氏。そのニック氏とホイットニーの遺児ボビ・クリスティーナ・ブラウンが恋に落ち世間からは「近親相姦だ」と騒がれたものの、ニック氏が正式な養子だった事実はなく結婚も発表していた。しかし先日、ボビ・クリスティーナが自宅浴室にて意識不明の状態で発見される事態に。それに伴い正式な夫ではなかったと判明したニック氏につき、「ボビ・クリスティーナの昏睡に関与しているのではないか」と疑う警察が動き始めた。

父ボビー・ブラウンら家族や友人達が続々と病院に駆けつけボビ・クリスティーナ・ブラウンを見守る中、医師団は回復する希望がないとみて「別れを言う時期が来た」とまで宣告していた。

そのような中で警察は“何が彼女を昏睡状態にしたか”を突き止めるべく、ついに恋人ニック・ゴードン氏の関与を疑い捜査を開始したという。意識不明のボビ・クリスティーナを発見した当事者と言われるニック氏だが、過去にはボビ・クリスティーナと何度も激しく衝突。時には暴力に発展することもあったという証言もあり、浴室で発見されたボビ・クリスティーナの体にも説明のつかない傷がいくつか確認されたという。警察はボビ・クリスティーナが意識不明になる1時間以上前に2人が喧嘩した可能性もあるとして慎重に捜査を進めており、今後何らかの事実が浮上する可能性に全米メディアが注目している。

ホイットニー・ヒューストンがホテルのバスタブで死亡しているのが発見されてから、間もなく3年。同じような状態で意識を失ったボビ・クリスティーナは回復する兆しを見せず、一部のメディアは脳死状態とも報じている。一方で彼女のイトコは、Facebookに「医師団もまったく希望がないとみている」「でもどうか彼女のために祈ってほしい」とメッセージを発信。しかし生命維持装置を切るのは週開けではないかと見ているメディアもあり、状況は極めて厳しい。
（TechinsightJapan編集部　ケイ小原）