レディー・ガガ(28)が2011年に発表し、大ヒット曲となった『ボーン・ディス・ウェイ(Born This Way)』。しかしマドンナ(56)の楽曲『エクスプレス・ユアセルフ(Express Yourself)』に酷似していたため、盗作疑惑が一気に浮上。一時はメディアも盗作報道で過熱した。その騒動につき、マドンナの本音はやはり…。
「私は他の女性アーティストに悪感情を持っていないし、過去にそういう気持ちになったこともないわ!」
少し前にそう明かして暗にレディー・ガガへの嫌悪感を否定したマドンナが、『ローリング・ストーン』誌最新インタビューでガガの盗作騒動をこう振り返った。
「私達は、女性達を争わせることを好む世界に住んでいるのよ。」
「互いに支え合わないとね。」
「私がレディー・ガガを批判したのは、たったの一回だけ。それは彼女が私の曲をあからさまに盗んだと感じたときよ。」
ちなみにガガ本人はマドンナに嫌われていると自覚しており、過去にはこのように発言していた。
「こう思うの。マドンナが怒っているのは私が動揺していないからだってね。彼女に好かれていなくても平気だわ。」
「私が誰かの王座を脅かす存在だと考える人もいる。でも私は忌々しい王座なんて欲しくないの。私には私の王座がすでにあるもの。」
しかしマドンナは、今回「彼女が私の王座を脅かしているとか、そんなことは関係ない」ともコメント。さらに以下のように続け、ガガを立てつつも盗作そのものは確信していると示唆した。
「ガガは才能あふれるソングライターよ。ただひとつ問題があったというだけ。それなのにメディアは大きな確執に仕立て上げた。本当に退屈なネタだと思うけど。」
「今はもう気にしていない」と言うマドンナだが、盗作騒動については少々根に持っているようにも聞こえる。
(TechinsightJapan編集部 ケイ小原)