キム・カーダシアン(34)の母クリス・ジェンナー(59)が結婚していた元オリンピック金メダリストのブルース・ジェンナー(65)が、米時間7日に「死者を出す交通事故を起こした」と全米メディアに報じられた。直後にブルースはパパラッチに追われていたと当局に説明したというが、警察は「そのような事実を示す証拠はない」と発表している。
米時間7日、ブルース・ジェンナーは停車中の車に後方から突っ込んだ。その衝撃で前方の車は他の車に衝突し、運転手が命を落とすという最悪な結果となってしまった。
事故の経緯につきブルース側から「パパラッチ数名に追われていた」と説明があったものの、ロサンゼルス郡保安局のスポークスマンはメディアに対してこうコメントしている。
「現時点では、ジェンナー氏が事故発生時にパパラッチに追跡されていたと示す証拠はありません。」
「パパラッチが同氏を追っていた可能性もゼロではありませんが、そのようなこと(※パパラッチがセレブの後を追うこと)はよくあることですし、それが追突の要因になったとは言えません。」
ちなみにCNNによると、当局は今後ブルースのみならず多重クラッシュに巻き込まれた全車両を調査するもよう。また警察はブルースの携帯電話を調べ、追突時に携帯メールの送受信をしていなかったかを調べる意向という。一方でブルースは「ご遺族にお悔やみ申し上げます」「今後も事故の調査に協力します」といった声明を発表したが、自身の過失であったとは認めていない。ファンからは「ひょっとして彼の過失による事故ではなかったのでは?」という声も浮上している。
(TechinsightJapan編集部 ケイ小原)