今や私たちの日々の暮らしに欠かせなくなったインターネットやスマートフォン。毎日使うものだからこそ、質にも価格にもこだわりたい。そんな方々に朗報なのが、スマホと光回線のセットでスマホ代が割引される“セット割”が3キャリアでスタートすること。NTTドコモの「ドコモ光パック」、auの「スマートバリュー」、そしてソフトバンクも「スマート値引き」なるプランの事前受付をスタートした。ソフトバンクの「スマート値引き」は、自宅のインターネットとセットで利用すると、携帯電話・スマートフォンの利用料金が一人あたり年間最大24,000円も得になるという。具体例で比較してみた。
3社の割引金額を比較すると、10~15GBまでの場合、ソフトバンク「スマート値引き」の割引額が一番大きい。使用率が高いといわれている5GBについても1,522円の割引がありauと並んでお得のようだ。
次に具体的な家族を例にしてシミュレーションしてみよう。
<一人暮らし、10GBプラン、戸建て(IPS料金込み)の場合>
■NTTドコモ
固定回線5,616円/携帯電話13,500円/セット割引1,296円 月額支払金額17,820円
■au
固定回線6,156円/携帯電話11,880円/セット割引1,522円 月額支払金額16,514円
■ソフトバンク
固定回線6,156円/携帯電話11,880円/セット割引2,000円 月額支払金額16,036円
<3人家族、1人当たり10GB(計30GB)プラン、戸建て(IPS料金込み)の場合>
■NTTドコモ
固定回線5,616円/携帯電話35,100円/セット割引3,456円 月額支払金額37,260円
■au
固定回線6,156円/携帯電話35,640円/セット割引4,566円 月額支払金額37,230円
■ソフトバンク
固定回線6,156円/携帯電話35,640円/セット割引6,000円 月額支払金額35,796円
これら2つの具体例では、いずれもセット割引額の大きいソフトバンクが月々の支払い金額も一番安いという結果になった。auとソフトバンクは1端末あたり、それぞれ割引が適用され、ドコモは1世帯契約での割引額となるので、特に家族でスマホを使う家庭には嬉しいサービスである。3社それぞれサービス内容や料金形態が異なるので、自分に合うサービスを選び、お得に利用してみてはいかがだろうか。
※ドコモ光パック - NTTドコモ
https://www.nttdocomo.co.jp/hikari/index.html
※auスマートバリュー - au(KDDI)
http://www.au.kddi.com/mobile/charge/usage-fee-discount/smartvalue/
※ スマート値引き - ソフトバンクモバイル
http://www.softbank.jp/mobile/special/smartnebiki/
(TechinsightJapan編集部 須賀祥雄)