全世界で累計1億部を超える大ベストセラーになり、あの『ハリー・ポッター』を抜いて史上最速の売れ行きを記録した小説『Fifty Shades of Grey』が映画化。2月13日より公開される。原作者のE.L.ジェイムズは、米経済誌フォーブスが発表した2012年度の作家長者番付で1位を獲得。これまで小説を書いたことがなかった英国の主婦が快挙を果たし、一躍時の人となった。
主婦が書いた女性向けのエロティックな小説として『マミー・ポルノ』すなわち『ママのためのポルノ』と呼ばれている本作品。女性向けのポルノとはよく耳にするフレーズだが『ママのためのポルノ』とはなかなか斬新で、どのような内容なのかとても興味をそそられる。実際に、映画『フィフティ・シェイズ・オブ・グレイ』の予告編動画は、世界中からアクセスが殺到し、公開からわずか1週間で累計再生回数が1億回を突破した。この驚異的な記録からも、全世界の人々が映画の内容に強い興味を持っていることがうかがい知れる。
映画『フィフティ・シェイズ・オブ・グレイ』は、恋愛未経験の女子大生のアナが、学生新聞の取材のため、容姿端麗な大企業の若きCEOグレイのもとを訪れることから始まる。会うたびに惹かれあう2人であったが、グレイにはある秘密があった。契約書にサインし禁断の扉を開けてしまうことで刺激的な恋愛模様が始まる。その契約内容は、グレイが彼女の「すべて」を支配、束縛するというもの。恋愛未経験のアナは戸惑うが、「僕には特別な嗜好があるんだ」というグレイの告白に、愛する人をもっと知りたいという思いから禁断の扉を開く。やがてアナはグレイの秘密の部屋のなかで、今までとは違う自分に目覚めていく。
背景に流れるビヨンセの大ヒット曲『Crazy In Love』のアレンジバージョンは、2人の恋愛模様と映画を観る人の気持ちをさらに盛り上げてくれている。
2月6日には、映画『フィフティ・シェイズ・オブ・グレイ』の世界最速上映となるファンプレミアが米ニューヨークのジーグフィールド・シアターで開催され、レッドカーペットに出演者と監督が登場した。報道陣と本作を待ち望んでいた多くのファンに囲まれ、主演のアナ役ダコタ・ジョンソンは「やっとファンに観てもらえるのが楽しみ!」とコメント。グレイ役のジェイミー・ドーナンは「みんなで原作を読んで、どうやって演じるか話し合ったんだ。最善を尽くして形にできたから、観てもらえるのが楽しみだよ!」と本作への自信を感じさせた。
上映後、SNS上でこの上映を観たファンから「ものすごくセクシー! 期待以上!」「みんなの期待していた内容がすべて完璧に描かれているよ!」と絶賛のコメントが多数寄せられた。日本での上映にも期待が膨らむ。
愛しているのに愛し方が違う2人。映画『フィフティ・シェイズ・オブ・グレイ』公開はバレンタインに合わせ2月13日(金)。意中の人と、この映画を観て、刺激的なバレンタインを過ごしていただきたい。
■映画『フィフティ・シェイズ・オブ・グレイ』オフィシャルサイト
http://fiftyshadesmovie.jp/
(TechinsightJapan編集部 みほりー)