保守的な考え方の父親、一方、美しいボディラインを武器にセレブライフを手に入れたい娘。ルーマニアの家庭で6年ほど前に痛ましい自殺事件が起こっていた。首を吊った父親は、娘がヌードを披露したことに耐えられなかったもようだ。
ルーマニア版『PLAYBOY』誌で自慢の巨乳をさらし、扇情的なポーズで男性たちを魅了するLoredana Chivu嬢。現在25歳という彼女のこの笑顔、堂々たるセクシーポーズの裏には、ある大切な男性の“自死”という悲しいストーリーがあったもようだ。
『nydailynews.com』が伝えているところによれば、ヌードモデルとしてデビューすることを決意した当時18歳のLoredanaさんに家族は大反対。しかし彼女は『PLAYBOY』誌の撮影を決行。その号が発売されると彼女の父親は屋根裏部屋で首を吊り、自らの命を絶ってしまったという。
「父と私はとても仲が良かったの。ヌード写真ごときでそうした親子関係が揺らぐなんて思わなかった。父も最初は激怒したけれど、徐々に態度が柔らかくなって陽気に振る舞っていたから、私の仕事についてはあきらめてくれたと思っていたわ。それなのに…」とLoredanaさんは絶句する。遺体の第一発見者は彼女であり、大好きだった父親を失ったショックは簡単には癒えないとしている。
父親は遺書に娘の悪口を書き連ねるようなことは一切していない。これこそが子に対する親の愛情の深さであることを知る由もないLoredanaさんは、「不思議だわ。死を選んだ理由が分からない」、「自殺するなんて父もずいぶんと“弱い男”だったのね」と話すなど、父親の自死を恨めしく思う気持ちもあるようだ。とはいえ彼女はこの件以来、親族全体が敵に回ったかのような疎外感を味わっている。自分の選んだ職業について、複雑な気持ちにならないと言えばそれは嘘になるのではないだろうか。
※ 画像はnydailynews.comのスクリーンショット。
(TechinsightJapan編集部 Joy横手)