プリマスで「ピルグリム原子力発電所」の停電ニュースが伝えられるなど、悪天候が続いている米マサチューセッツ州。暴風および豪雪が市民の暮らしを不安にさせているが、アーリントンではかつてないタイプの隣人トラブルが発生した。
米マサチューセッツ州アーリントンで27日午後4時半ごろ、60代の女が隣人トラブルを起こし、担いでいた小型電動除雪機で相手を殴り足に怪我を負わせ、傷害容疑で逮捕された。アーリントン警察の発表によれば、逮捕されたのはパークアベニューに暮らすバーバラ・デイヴィスという61歳の女。隣の家に住む60歳の女性と口論になり、それが激化して自身が手にしていた小型電動除雪機を振りかざしたのであった。デイヴィスは連日の厳しい寒さ、猛吹雪にイライラしていたとするも、容疑は認めていない。
この事件に関して同警察のフレデリック・ライアン署長は『boston.cbslocal.com』に、「歴史的な暴風雪に見舞われて市民は皆イライラしているため、一触即発の気配があります」と説明。除雪に関する隣人トラブルはもちろん、こうした時期には転倒事故や交通事故にも十分な注意が必要になる。デイヴィスはかつてのトラブルが原因で、この被害女性に対しては「接近禁止命令」を言い渡されていた。このたびの接触はそれを無視したもので、ケンブリッジ地方裁判所が設定した保釈保証金は35,040ドルと高額である。
※ 女の画像はアーリントン警察署が公開。除雪機はイメージです。
(TechinsightJapan編集部 Joy横手)