海外発!Breaking News

writer : tinsight-yokote2

【海外発!Breaking News】医者の家庭、娘の弁当がスナック菓子ばかりで教師から説教。(米)

ただでさえ「食生活が大雑把」と言われるアメリカだが、このほどミズーリ州では子供が持っていく弁当に関して、ある父親が教師から屈辱的な指導の手紙を受けとってしまった。彼の職業は医師であり、黙って認めるわけには行かなかったもようだ。

米ミズーリ州の「カークスヴィル小学校」のある女性教師は、自分が受け持っている女子児童の弁当の中身があまり健康的ではないことをランチルームの主任から聞かされた。彼女は保護者あてに手紙を書いてその児童の弁当箱にしのばせたのだが、受け取ったのは町でもファミリードクターとして信頼を集めるジャスティン・パケットさんという医師であった。彼はその手紙の内容をFacebookに晒し、釈明を展開。話題は瞬く間に世界に広まった。

その日、娘のアリアちゃんの弁当箱には4本のチョコレートバー(うち2本は人にあげる)、袋入りのマシュマロ、リッツ・クラッカー、ピクルスが入っていたという。教師からの手紙には“明日こそ適切な昼食を持たせてあげて下さい”とあり、パケットさんは「私は人々の健康を預かる医師ですよ。こういうのは屈辱的ですね。しかもクラッカーを持たせた覚えはありません」と主張。ランチルームでは、友人同士があげたりもらったりを楽しんでいると言いたげだ。

教師は手紙の最後に、目を通した確認として保護者の署名を求めている。だがパケットさんがそこに記したのは名前ではなく、要求には応じかねますの文言であった。「だってハムや低脂肪のチーズも入っていた記憶があるのです。しかも甘いチョコレートバーではなくダークチョコですよ。野菜や果物ももっと摂るようにと言ってきましたが、今回はたまたまピクルスを持たせただけです」とのこと。合点がいかない彼は学校に不服を申し入れた。

トリシア・レーガー校長とともに、パケットさんに謝罪することになったその担任教師。しかし彼女も「教育に関わるものとして成長期にある子供たちの食生活、健康はどうしても気がかりです」と謝罪したことに納得していない。医師の娘だからヘルシーフードが好みということは決してないようだ。この件に人々は苦笑するばかりだが、父親が強気になればなるほど娘はもっと恥ずかしい思いをしているのであろう。

※ 画像はnews.sky.comのスクリーンショット。
(TechinsightJapan編集部 Joy横手)