100ドルの高額紙幣でランチを買うのは忍びないと思ったアメリカ人男性が、「どうせなら」と40ドルで宝くじを買ってみた。それがなんと10ミリオン・ドルに当選したとして話題になっている。
日本人にとって1万円札がそうであるように、アメリカ人にとっても100ドル札はなかなか使用しにくいもの。かといって両替は嫌がられる。そんな時ふと目に入ったのが「宝くじ」の文字であれば、それを買うのも悪くはないのかもしれない。米マサチューセッツ州には、そのちょっとした機転により莫大なお金をゲットした男性がいた。
米マサチューセッツ州イーストボストン在住のリチャード・ノールさんは20日、同州ブレインツリーで開催された宝くじの当選者を祝う会場で、妻のリサさんの肩を抱きながら嬉しそうに記念写真に収まった。リチャードさんはある日、昼食用のサンドイッチを買おうとしてサイフを見たところ100ドル札しか入っていなかった。高額紙幣を出すのは忍びないと感じた彼に、たまたま目に飛び込んで来たのが州の宝くじ。“Platinum Millions”という20ドルのスクラッチくじを2セット購入したのであった。
そしてなんと10ミリオン・ドル(約11億7000万円)に当選。リチャードさんは税金を引いた7億6000万円余りを受け取ることになったが、「豪邸を購入し、孫を連れてディズニーワールドにも遊びに行きたい。財テクも考えています」と話している。このスクラッチくじは2013年に始まったが、キャリーオーバーにより10ミリオンにまで膨れ上がったのはこれまでたったの3回とのこと。リチャードさんはまた、その宝くじを販売してくれた食料品店“Lanzilli”のご主人にもお礼として590万円ほどを渡すつもりだそうだ。
※ 画像はbostonglobe.comのスクリーンショット。
(TechinsightJapan編集部 Joy横手)