海外発!Breaking News

writer : tinsight-yokote2

【海外発!Breaking News】57歳母親、息子の顔面にナイフを投げる。動機は「食べ物の恨み」。(米)

米オハイオ州で、50代の母親が息子の顔面に向かってナイフを投げるという事件が起きた。嘘をつく子供に親は厳しく、食べ物の恨みは怖い。さらに母親は当時かなり酒を飲んでおり、息子にとってはいくつもの悪い条件が重なったもようだ。

このほど米オハイオ州のモンゴメリー郡デイトンで、翌日の食卓に並べる予定であったポークチョップ(豚の骨つきロース肉でこしらえた料理)を食べた、食べないで親子が口論となり、カッとなった母親が息子の顔面めがけて次々とナイフを投げるという事件が起きた。

地元メディアの『WHIO』が伝えているところによれば、逮捕されたのはヨランド・ヴィースリー(57)という女で、怪我を負ったのは15歳の息子(名前などは明かされていない)。ヴィースリーが投げた何本ものキッチンナイフのうち、1本が顔面に当たったという。ヴィースリーはその犯行動機について、「息子はポークチョップを黙って4つも食べてしまった。それなのに“食べていない”と嘘をつき、ついカッとなった」などと話しているという。ただし息子は警察での事情聴取において、「母は当時かなり酒を飲んでいました。叔母の家に逃げ込んで、僕の方が母にナイフを投げたと話したようです。その後に叔母がうちに来て、顔を怪我している僕を病院に連れて行ってくれました」と説明している。

その一方で、ヴィースリーは「息子に殴られてノックダウンしていた」と話すなど、親子の主張は所々でつじつまが合っていない。ナイフを投げたことは重い暴行罪にあたるとしてヴィースリーは起訴され、その身柄は現在モンゴメリー郡拘置所にある。

※ 写真はMontgomery County Jailが公開。
(TechinsightJapan編集部 Joy横手)