“陰茎重複症”という極めて珍しい先天性疾患をご存じであろうか。このほど2本の陰茎を持って生まれ、自身を“ダブルヘッダー”と茶化す男性が数奇な人生を著書にまとめ、話題となっている。
Diphallic Dudeというペンネームのもと、このクリスマスに『Double Header: My Life with Two Penises』なるタイトルの本が発売となった。決して本名は明らかにしたくないという著者。そのかわりに彼は、“陰茎重複症(=二陰茎体)”という生まれつき2本のペニスを持つ者としての人生をそこで赤裸々に綴ったのである。
『Rolling Stone』誌とのインタビューでは、「同じような症例に悩み、ずっと隠して生きてきたような人たちがこの本を読み、勇気づけられたと言ってくれれば嬉しい」と話しているDiphallic Dudeさん。女性関係においては驚きのあまり拒絶されることも多々経験してきたといい、しかし怖いもの見たさの心理かパーティでは人気者であるとのこと。左右ともに勃起機能は完璧で、刺激をコントロールすることにより“時間差攻撃”や“同時発射”も意のまま。バイセクシャルであるため約1,000人の男女と関係を持ったと豪語する。
昨年1月、Diphallic Dudeさんは米コミュニティーサイト『Reddit』にて自身の体について告白。証拠となる写真2枚をリンク先で公開し、1万件もの質問に丁寧に回答して話題となっていた。米国内でそうした症例が確認されるのは550~600万人につき1人だといい、普通は幼いうちに手術することになるがDiphallic Dudeさんの場合は尿道カテーテルの治療を経て現在は機能面でも困っていないという。家族が精神面でよくサポートしてくれたおかげで、自身のペニスについての嫌悪感はないそうだ。
※ 画像はdailymail.co.ukのスクリーンショット。
(TechinsightJapan編集部 Joy横手)