オーストリア出身の歌手でドラァグクイーンのコンチータ・ヴルスト(26)が、先日開催された第72回ゴールデングローブ賞授賞式に出席。定番のヒゲ面ながら、「とても美しい」とメディアから高く評価された。
“ヒゲ面の美人歌手”として日本でも知名度が上昇中のコンチータ・ヴルストが、11日にビバリーヒルズにて開催されたゴールデングローブ賞授賞式に姿を現した。ユーロビジョン・ソング・コンテストで優勝した実力派歌手でドラァグクイーンでもあるコンチータはこの日、以下のようなメッセージをTwitterでシェアしている。
「ゴールデングローブ賞授賞式は、ハリウッドの魅力を世界中のお茶の間にお届けするイベントよ。」
「でもこのようなイベントで、アートたるエンタメ業界の重大さ、そして多様性をしっかりと示せることを忘れないでいましょうね。」
また欧州における動きや因習を嘆くコンチータは、このようにも記した。
「最近の欧州でのイベントの様子から、言論の自由は攻撃を受けるはめになることがハッキリしたの。でも、団結しましょう。そして表現の自由、そして平和を目指す闘いを続けましょう。」
授賞式ではゴージャスなグリーンのドレスをまとったコンチータ。その姿には大きな注目が集まり、複数の大手メディアが「美しかった」「ドレスもとても良かった」と伝えている。ヒゲと美貌のミスマッチがあまりにも衝撃的なコンチータだが、歌手としての実力も高いため、今後は国際的知名度と人気が急上昇しそうだ。
(TechinsightJapan編集部 ケイ小原)