昨年秋に、ニューヨークのセントラル・パークにて自転車に乗っていた「U2」ボノ(54)。だが、ボノは別の自転車を避けようとして激しく転倒、そのまま入院し手術を受けるという事態となった。その後、医師団は「完全に回復する」と自信をにじませていたが、ボノ本人は弱気になっており「またギター演奏ができる日が来るのか、俺には分からない」と明かしている。
昨年11月に、ボノは自転車から転倒。搬送先の病院にて、左眼窩骨、左肩甲骨、左上腕骨、さらに小指を治療したものの、今もなお完治とはほど遠い状態にあるという。このほどボノは、バンドのサイトにて現在の様子をこのように明かした。
「手、肩、ひじ、顔の骨も折ってしまったからね。でも特にズタズタになったのは、俺のアイルランド人としてのプライドだ。なにしろあの日、俺はトラックスーツの下に黄色と黒のサイクリングパンツをはいていたんだから。」
「それに、回復も思ったより大変だね。これを書いている今は、自分が再びギターを演奏できるようになるのかも分からないよ。」
また今後、ボノは少なくとも半年間は怪我の治療に専念する予定だという。
「あの事故の影響はかなり重くて。U2のツアーに出る準備のために、俺は懸命に努力しなければならない。」
「そのために、俺は人前に出る仕事を半年分キャンセルしたよ。2015年の前半は、このメッセージを出すのが精いっぱい。後はボソボソ喋ったり、ひとりで歌うくらいだな。」
当分はボノがステージで歌う姿を見られそうにはないが、彼は懸命に回復に向けて努力中だ。世界各国のファンは、そんなボノの1日も早い回復と復帰を心から願っている。
(TechinsightJapan編集部 ケイ小原)