体調不良を理由に昨日の記者会見をドタキャンしたジョニー・デップが、「今日こそは?」とハラハラ待つ報道陣の前にご機嫌な様子で登場した。会見に出られなかった理由を「僕だけしか知らない珍獣と戦っていたため」とジョークを飛ばし、ジョニー・デップらしい謝罪をした。
28日、都内ホテルにて映画『チャーリー・モルデカイ 華麗なる名画の秘密』 ジョニー・デップ来日記者会見が行われた。前日に数時間待たされた報道陣たちは、「今日は大丈夫?」と内心ヒヤヒヤしながらジョニー・デップの登場を待った。記者会見の前のフォトセッションでは、ほぼ時間通りに現れたジョニー・デップに100台以上のフラッシュが放たれる。登場するや昨日のドタキャンを「昨日はごめんなさい。また戻ってきてくれて良かった。(出席できなかったのは)僕しか知らない怪獣チュパカブラと戦っていたため」とジョークで謝罪。いつもはあまりカメラの方向に体を向けることのないジョニーが、昨日のお詫びか体の向きを変えながら撮影に応じた。
記者会見でも登場するや否やいつも来る女性記者のところに行きハグとキスをプレゼント、次に置いてあった髭のクッションを顔につけ「これは呼吸困難になりそうです」とジョークを飛ばした。また冒頭で「風邪かインフルエンザが残っていた」と体調が悪く欠席したことを謝罪し、「それが(記者会見をドタキャンした)本当の理由ではなくて、私のスーツケースに入って連れてきてしまったチュパカブラと何時間か戦ってみた。23階から投げ落としたので二度と会うことはない」と見事なジョークでその場の空気をしっかりとつかんだ。
昨日のレッドカーペットを「あんなに(人が)いるとは思わなかった」と驚き、「日本での歓迎ぶりは他の国では体験できないもの。夢のような体験をさせてもらう」と変わらぬ日本愛を語った。
時間がない中、ジョニー自ら報道陣からの質問を予定より多く受け、「チャーリー(・モルデカイ)がこの会場にいたら?」という質問には、「多分ちょびヒゲを見せびらかすでしょう」と答えたあと「みなさんからいくらかでもお金や美術品をだましとってやろう」とチャーリーのものマネ?を披露するほど終始ご機嫌であった。
昨日は婚約者の「アンバー・ハードと河豚料理を頂きました。死んでないです。アンバーも生きている。はじめは不安だったけど気に入りました」と最後までジョークが炸裂し、楽しそうに会見に臨んだジョニー・デップであった。
『パイレーツ・オブ・カリビアン』、『アリス・イン・ワンダーランド』、『チャーリーとチョコレート工場』を凌ぐ、待望の新キャラクター“チャーリー・モルデカイ”が登場する。財宝が隠された、幻の名画を追え! いかにもインチキくさいセレブ美術商(アートディーラー)が、自慢のうんちくと“ちょびヒゲ”を武器に伝説の財宝を求めて、イギリス、アメリカ、ロシア、香港へと世界中を股にかけた華麗なる大冒険が始まる。
映画『チャーリー・モルデカイ 華麗なる名画の秘密』は2月6日(金)TOHOシネマズ スカラ座ほか全国超拡大ロードショー!!
(TechinsightJapan編集部 うめ智子)