米ニューメキシコ州のあるデパートで、40代の女が孫の首を絞めて逮捕された。孫は一命は取り留めたものの、窒息寸前で病院に運ばれている。クリスマス商戦の時期はどのデパートも大変混雑しており、誰もがイライラしがち。このことも原因のひとつであったようだ。
幼い孫が犯したあるミスに激怒した祖母。その首を絞めつけ窒息させるという事件が21日、米ニューメキシコ州ベルナリオ郡で起こった。49歳のダイアナ・ヘンドレンという女が児童虐待容疑につき逮捕された。
同州のメディア『KOAT』が伝えているところによれば、ヘンドレンはその日、ショッピングのため幼い孫娘(氏名などは明かされていない)を連れてアルバカーキの「J.C.ペニー」というデパートに来ていたが、孫の「お金を落としちゃった」の一言に激怒。床に散らばったお金に、ヘンドレンはその子の首を絞めつけながら激しく叱責した。幼い子の「やめて、苦しい!」という大きな叫び声に気づいた店員がそれを止め、警察に通報した。
孫娘はすぐに病院に運ばれて検査を受けたが、その後の容体は明らかにされていない。ヘンドレンは児童虐待容疑につき起訴されたが、ベルナリオ郡拘置所からはすでに保釈となっている。このような暴挙に出た理由を本人は、デパートはクリスマスショッピングの人だかりで混雑がひどく、ただでさえイライラしていたことを挙げているという。
※ 画像はpix11.comのスクリーンショット。
(TechinsightJapan編集部 Joy横手)