授業中にこっそりとノートパソコンを使用していたのがバレてそれを没収され、その教師への強い恨みを抱くようになったある男子高校生。教師の身体に不調をきたしかねない行動に出て警察に通報されたが…。

事件が起きたのは、米ノースカロライナ州アレクサンダー郡にある高校。女性教師に自分のパソコンを没収され、激怒した15歳の男子生徒がとんだ復讐行為に出たのである。「ホーニーゴートウィード（HORNY GOAT WEED）」という性的興奮を高めるサプリメントを手に入れると、ある時その教師の飲み物に砕いて混入したのであった。

だが教師は幸いにも男子生徒のその行為の最中に気づき、警察に通報。生徒の動機や狙いについて聞き取りを行った警察官は地元メディアの『WSOC TV』に、「少年は“先生がそのドリンクのせいでおかしな振る舞いをして、学校をクビになればいいと思った”と話しています。またもしも味の異変に気づいて飲まなかった場合でも、教師に“これは生徒からの嫌がらせ。今後は彼らへの態度を改めよう”と思わせることができると思ったそうです」と説明している。

この男子生徒の短絡的で自己中心的な思考回路による行動は、ハロウィンやパーティなどでハイテンションになる薬物を混ぜた飲食物を提供することと同等の罪とみなされるという。

※　画像はdailystar.co.ukのスクリーンショット。
（TechinsightJapan編集部　Joy横手）