メキシコを飛ぶある旅客機において、女性アイドル歌手が操縦席に座っていたことが発覚し、機長が即刻解雇を命じられた。操縦はコンピュータ任せという今の時代であっても、これは完全なる違法行為であったためだ。
メキシコに旅行した際に利用する人も多い、メキシコシティを本拠地とする格安航空会社「マグニチャーターズ」。このほどある機長の許可により、カンクン-メキシコシティ便に搭乗した女性アイドル歌手がフライトの真っ最中に操縦席に座っていたことがTwitterの投稿写真により発覚し、会社はただちにその機長を解雇した。
コックピットに招き入れられてパイロットハットをかぶり、笑顔で操縦桿を握ったのは、友人同士だという人気アイドル歌手のエスメラルダ・ウガルデ(23)と女優のサマディ・ゼンデハス(19)。それは彼女たちにとっても記念すべきエキサイティングな経験であったらしく、まさか機長がクビになるとは思わず、こんな写真を大勢のファンがフォローしているTwitterのページに投稿していたのだ。
パイロットは国際航空運送協会、安全規制機関、そして社内で定められた規則遵守を徹底する職業であるが、若い美人セレブたちと親しくなってみたいという誘惑に勝てなかったもようだ。しかも左側は機長席。今時の旅客機はほとんどがコンピュータで制御されていると分かっていても乗客としては肝が冷えるような話である。
※ 画像はlatino.foxnews.comのスクリーンショット。
(TechinsightJapan編集部 Joy横手)