海外発!Breaking News

writer : tinsight-yokote2

【海外発!Breaking News】発熱と嘔吐、客室乗務員14名全員ダウンで緊急着陸。その悪臭に乗客も次々と…。(伊)

中東から米国に向けて深夜に飛びたったUSエアウェイズの旅客機が、「すべての客室乗務員が体調不良です」というアナウンスのもと、飛行3時間もなくイタリア・ローマの空港に緊急着陸となる珍しいアクシデントが起きた。

飛行機内では非常に乾燥した空気が狭い空間を循環するため、のどを守り、感染症などを避けるためにマスクをしている乗客も多い。だが、もしも乗客ならぬ客室乗務員が体調不良を訴える中でサービスにあたっているとしたら…!? このほどイタリアで、“乗務員が全員体調不良”という珍しい理由から飛行機が緊急着陸となってしまった

問題の飛行機は、5日深夜23時30分に乗客129名を乗せイスラエルのテルアビブを離陸し、米ペンシルベニア州フィラデルフィアに向かうはずであったUSエアウェイズ(本拠地:米アリゾナ州)のエアバスA330型旅客機。なんと乗務員14名全員に発熱と嘔吐があり目の充血がひどく、同様の体調不良を訴える者が乗客2名にも確認されたため、機長は伊ローマにあるフィウミチーノ空港への緊急着陸を決断した

その16名は近くの医療施設へと救急車で運ばれ、他の乗客らは現地で緊急手配されたホテルへの移動を余儀なくされたが、その後に伝えられているところによれば、客室乗務員のギャレーから漂ってくる吐しゃ物のニオイのせいで、乗客の間では「気持ちが悪い」と訴える人が続出したとのこと。ノロウイルスなどでは吐しゃ物からの飛沫感染も問題となるため、それを恐れる声が多かったもようだ。

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(TechinsightJapan編集部 Joy横手)