9歳にしてこの美貌。大変長い足はモデルであった母親譲りの高身長を約束しているようなもの。このまま行けば世界一のスーパーモデルになるに違いないという、ロシアのある美少女が話題を呼んでいる。しかし「母親が夢中になりすぎている。このままでは危ない」と専門家らは少女の身を心配する。
“ダイヤモンドの原石”と呼び、スーパーモデル発掘のスポットライトが思春期の少女たちに向けられているこの時代。競争が激化しているせいで、志願者やその保護者はティーンになる前から準備を始めなければならないと言われている。そのような中、英メディア『mirror.co.uk』が“世界で最も美しい少女”と呼ばれるモスクワ出身のモデル、クリスティーナ・ピメノヴァちゃん(9)の話題を伝えている。
クリスティーナちゃんの父親は2002年のワールドカップにも出場したロシア代表のサッカー選手で、母親は元モデル。その影響で3歳からモデルとして活躍するようになり、すでにVOGUE誌、アルマーニ、ドルチェ&ガッバーナなどで起用されている。ただしファッションモデル界の専門家らは、クリスティーナちゃんの母親が娘の売り込みに躍起になるあまり、重要なある“落とし穴”に気づいていないと批判的だ。
こちらの画像はinstagram.com/kristinapimenova2005のスクリーンショット。母親がアカウントを開いてくれたこのインスタグラムのフォロワー数は36万を超え、驚くことにフェイスブックの「いいね!」は現在223万超を記録している。だが、それは幼い女の子に性的な意味で魅かれる男性が夢中になって閲覧しているためで、この子の名やサイト名は“その道”で有名になっていると専門家は指摘する。パワフルなステージママである母親は娘の意思に関係なくキュートな写真を次々とアップするが、短いスカートから足が伸びている写真に男性からの変態的なコメントが寄せられたりしているのだ。
美少女モデルを経てパンクロックシンガーおよび女優として活躍している米国のテイラー・モムセン(21)は、「親の望み通りに仕事をこなしてきた結果、気が付いたら反抗的な生き方が始まっていた。学校より仕事優先のスケジュールでは友達もできず、人生ロクなことにならない」とあるインタビューで告白していた。子供のモデルあるいは芸能活動というのは、時に親の熱心さとは対照的に子供からは感謝されないこともあるようだ。
(TechinsightJapan編集部 Joy横手)