アンジェリーナ・ジョリー(39)がメガホンをとった話題作『Unbroken(原題)』の公開が控える中、アンジー監督とキャストらが「Metropolitan Club」にてQ&Aセッションを開いた。そこに日本人キャストのMIYAVI(33)も登場し堂々たる英語力を披露したが、なぜかそばに通訳がいたことを米メディアに指摘された。
映画『Unbroken』に出演し、「too beautiful(あまりにも美しい)」と欧米メディアに絶賛されている“サムライギタリスト”ことMIYAVI。世界的な注目を浴びている彼は、海外メディアのインタビューにも英語で応じ「今後アジアを代表する俳優として国際的に活躍するのではないか」とも言われている。そんな彼が「Metropolitan Club」にて開催されたQ&Aセッションには通訳を連れて姿を現した。
「完璧な英語を喋ったMIYAVIが、どうして通訳を連れていたのか?」
そう不思議がる報道関係者もいたというが、その理由は映画の共演者で英俳優のジャック・オコンネル(24)にあったそうだ。
ジャックはイングランドのダービー出身で、かなり訛りのきつい英語を喋るとのこと。『NYポスト/Page Six』によると“MIYAVIは完璧に英語を理解できるものの、ジャックの英語だけは分からない”といい、複数の情報筋が「それを理由に通訳を同伴せざるを得なかった」と話したことを報じている。
一昔前までは、「日本人の役者は英語が喋れない」「言葉の壁が原因で起用しにくい」と言われていたものだ。しかし自由に英語を操る役者が増え、MIYAVIの登場により日本発の役者たちの美、語学力、演技力にもより注目が集まった。中でもその演技力に着眼するメディアは増えつつあり、MIYAVIがアカデミー助演男優賞にノミネートされる可能性を示唆するメディアもある。
(TechinsightJapan編集部 ケイ小原)