先日、ロシア・モスクワにてボクシングリングに立った米俳優ミッキー・ローク(62)。29歳の若きボクサーを相手に果敢に闘い見事勝利をおさめたが、「明らかに八百長だ」とする声が浮上してしまった。
かつてプロボクサーとして活動した時期があったものの、しばらくの間は役者に専念。しかし20年ぶりにボクシングのリングにあがったミッキー・ロークは、自身の年齢の半分にも満たないエリオット・シーモア(Elliot Seymour)選手(29)を第2ラウンドで倒して話題になった。だが試合後、シーモア選手の家族を知るという情報筋はこのようにメディアに話している。
「あれは、明らかに八百長だ。」
「手を下げて、パンチも当たらないなんて。わざと互いのグローブを殴り合っていたんだ。」
また『Mail Online』はこの試合の背景につき、以下のように報じてファンを驚かせた。
「シーモアは、ミッキーと同じジムでトレーニングをしたホームレスだ。ミッキーをカッコ良くみせるために金を支払われ、ロシアに飛んだにすぎない。」
ちなみにシーモア選手は負け試合が続いており、しかもホームレス状態だったこともあり経済的に困窮していたもよう。今回の試合に出場したことで金銭的なメリットはあったというが、情報筋は「またいずれシーモアは路上生活に戻るだろう」と語り、彼の精神状態が良くないとも話している。
この試合で冷静な動きを見せたミッキーを「さすがに経験豊富なだけある」と褒める声もあったが、「パンチが遅い」「子供でもよけられる」という意見も確かにあった。しかし60代にしての果敢な挑戦と勝利に感動したファンは多かったため、これが仮に八百長であったならば、ミッキーに対する評価は急落するだろう。
(TechinsightJapan編集部 ケイ小原)