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writer : tinsight-yokote2

【海外発!Breaking News】教会内にマクドナルド店舗を! 新構想で米国人の教会離れを救えるか?

若者を中心とした“クリスチャン離れ”が深刻さを帯びてきている昨今のアメリカ。そのような中で、マクドナルドの集客の力を借りようという驚きの教会再建構想が関係者の間で持ち上がっているもようだ。

近年、アメリカ人の教会離れが進み、クリスチャン人口が激減している。教会をもっと魅力的なものに変えていく努力が求められているといわれる中、このほどある教会クリエイティブディレクターが新アイデアを動画共有サイトの『Vimeo』で発表し、大きな話題となっている。

“過去3年においては毎年平均300万もの人々が教会通いをやめ、2013年には全米で1万もの教会が閉鎖しました。この由々しき問題を解決するためにも、マクドナルドが持つ集客の力を借りてみてはいかがでしょうか。”

“全米のマクドナルドには連日7000万という客が訪れ、家族連れはもちろんコミュニティの人々が楽しく集う場にもなっています。つまり、教会の中にマックの店舗を持てばよいのです。つきましては100万ドルを目標額とし、フランチャイズ加盟のため寄付金を募ります。”

“今の時代、クリスチャンにも斬新さや改革の意識が求められているのです。どうせなら教会のマックで和気あいあいとランチをとりましょう。”

オンライン募金サイトの『Indiegogo』にて“McMass Project”というタイトルでそう呼びかけたのは、新時代の教会づくりを目指してやまない『Lux Dei Design』社のクリエイティブディレクター、ポール・ディ・ルッカ氏。キャンペーンTシャツやキャップ、ステッカーなども次々と準備され販売されている。

ただし、教会にハンバーガーレストラン独特の脂っぽさや香りが充満するのはいかがなものかという声も多いもようで、募金額はいまだ日本円にして2万円も集まっていないのが現状だ。締め切りまで残り48日。はたして、どれほどのクリスチャンが教会でマックを食べたいとこのアイデアに乗ってくれるものか、注目が集まっている。

※ 画像はindiegogo.comのスクリーンショット。
(TechinsightJapan編集部 Joy横手)