海外発!Breaking News

writer : tinsight-yokote2

【海外発!Breaking News】バスタブ用スポンジを5歳から食べ続けてきた19歳女性。胃の手術経験も。(英)

これまでも幾度かお伝えしてきたが、世の中には「異食症」という症状を持った人々がおり、髪の毛からアイシャドウまで対象となるものも様々。そのほとんどが「ほかのどんな食べ物より美味しい」というから不思議である。このたびは英国から、スポンジが好きな女性の話題が飛び込んできた。

スポンジが大好きといっても、それはスポンジケーキのことではない。洗剤とともに使用する、あのスポンジのことだ。加工品であるがゆえ胃腸をはじめ体に害がないとは思えないが、そのスポンジを「美味しい」と言って食べる女性が英サリー州エプソムにいた。

現在、同州ライギットのシックスフォーム・カレッジに通うロージー・スキナーさん(19)。彼女はバスルーム用の特大サイズのスポンジをひと口サイズにちぎっては、口に放り込む。ロージーさんがそれにハマッてしまったのは5歳の時。濡れたスポンジを手にした瞬間にその臭いと肌ざわりが気に入ってしまい、口に入れてみるとケーキを食べているような錯覚に陥ったという。今のお気に入りは金物店で購入するスポンジとのことで、1週間につき2つを消費している。やめようと努力すればするほどスポンジのことばかり考えてしまうというロージーさんに、家族やボーイフレンドも呆れ気味だ。

「ストレスの多い日にはやっぱり食べてしまう。スポンジは私にとって欠かせないスナックのような存在なの」とロージーさん。だが10歳の時に吸い込まれるようにして歯が抜けたことがあるほか、13歳の時にはひどい胃痛に悩まされ、ネズミほどのサイズの塊を除去する緊急手術を受けたことがある。その時の医師から「絶対にやめてください」と警告されたことで、ロージーさんは今ではスポンジの噛み心地や舌触りを楽しむも、飲み込まずに吐き出しているそうだ。

たとえば毛髪、土、紙、粘土などを好んで食べてしまう「異食症」。これまでにも胃袋に4kgもの毛髪の塊がこびりついてしまったキルギス共和国の18歳少女や、愛犬の毛玉を2年間食べ続けた中国の女性が存在した。そして米オハイオ州の女性はアイシャドウを週に50ケースも食べるというが、こちらはアイシャドウにヒ素、カドミウム、鉛、ニッケルその他が含まれていることも災いし、医師から心臓の病気を指摘されている。

※ 画像はmirror.co.ukのスクリーンショット。
(TechinsightJapan編集部 Joy横手)