海外発!Breaking News

writer : tinsight-yokote2

【海外発!Breaking News】ハムスター、ケージから足を伸ばす。炊飯器空焚きで住宅半焼、愛犬らも死亡。(英)

ハムスターを飼っている人の中には、「ニオイは我慢できるけれど、カラカラ音がどうしてもうるさくて眠れない」と言う人は多い。だが置き場所を変える時は、その周囲に危険なものがないか、よく注意を払って頂きたい。このほど英バッキンガムシャーでは…!?

10月30日午前4時半ごろ、英バッキンガムシャー州ブレッチリーの2階建ての住宅で火災が発生し、家人であるトレイシー・ヒルさん(40)と息子のケーさん(13)が焼け出された。原因はなんとペットのハムスター“Pebbles”。ケージを噛んだりホイールをカラカラと回す音があまりにもうるさいため、夜だけはPebblesをケージごとキッチンに寝かせていたことが災いした。

キッチンを選んだのは、その家で飼われている3頭の犬からPebblesを守るため。ケージは彼らの手の届かない高いところに載せられた。だがハムスターは夜行性で暗くなればなるほど活発になる。消火後の調査で火元はキッチンの電気炊飯器と特定され、そのそばに置かれていたケージからPebblesが足を伸ばし、スイッチを押したのであろうと結論づけられた。

火災警報器の音に気づき、トレイシーさん親子はパジャマのまま外へ出て事なきを得たが、残念ながら2頭の飼い犬、1匹のチンチラ、そしてPebblesも死亡。家屋の被害総額は365万円ほどになるといい、「愛するペットも家も財産もすべて失ってしまった」とトレイシーさんは肩を落とす。世界のどこでもペットとして大人気のハムスターだが、ケージの位置については電気器具や電気コードなどとの距離に細心の注意が必要である。

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(TechinsightJapan編集部 Joy横手)