映画『パイレーツ・オブ・カリビアン/呪われた海賊たち』への出演で大ブレイクし、日本を含む各国でトップ女優として認知された英女優キーラ・ナイトレイ(29)。しかし同作品に出演すべく渡米した際、キーラは「どうせ私はクビになる身」と覚悟していたという。
2003年のハリウッド大作『パイレーツ・オブ・カリビアン/呪われた海賊たち』に出演を果たしたキーラ・ナイトレイは、当時まだティーン。その頃ちょうど母国イギリスではキーラに対するバッシング報道が相次ぎ、キーラは精神的にかなり参ってしまったという。当時を振り返り、キーラは英国映画テレビ芸術アカデミーのイベントでこう語っている。
「当時は大ヒット作品のいくつかに出演したばかりのティーンだったでしょ。批判もかなり多かったわ。」
「こんな風に言われたわ。『キーラは最悪。演技もできない。ふてくされて、ガリガリだ』ってね。ティーンだった私は全ての記事を読んで、『ああ、私は最悪なんだわ』って思ったものよ。」
そんな中、キーラは『パイレーツ・オブ・カリビアン/呪われた海賊たち』にキャスティングされて渡米。しかしかなり自尊心が低かったため、「どうせ自分はクビにされる」と信じきっていたそうだ。
「そう。ハリウッドに渡った際も、小さなバッグしか持って行かなかったのよ。どうせクビになると思ったからだわ。」
しかし同作品でキーラは大ブレイクし、押しも押されもせぬ国際的大スターとなった。批判に負けず前進した末の成功と快挙に、多くの新進女優が触発されているはずだ。
(TechinsightJapan編集部 ケイ小原)