ニューヨーク出身ではないにもかかわらず、同市の観光大使であるグローバル・ウェルカム・アンバサダーに選ばれた歌姫テイラー・スウィフト(24)。その人選に「おかしくない?」という声が多々あがる中、音楽界の重鎮ビリー・ジョエル(65)が「僕はテイラーで良いと思う」と擁護した。
今年の春先にニューヨークに越したばかりのテイラー・スウィフトが、同市を世界的に広報する“Global Welcome Ambassador for the Big Apple”なる大使に任命された。早速、ニューヨーク市の魅力を観光ビデオなどで説明し尽力しているテイラーだが、「NYでは新参者なのに」「もっとNYを熟知する人は他にたくさんいるだろう」と不満の声も少なくない。
そんな中、『アップタウン・ガール(Uptown Girl)』など数々の大ヒット曲で知られるニューヨーク出身のビリー・ジョエルがテイラーを擁護した。ビリーはテイラーを批判するニューヨーカーたちを「横柄」とバッサリ。さらに『USAトゥデイ』紙に以下のように語り、テイラーのファンを喜ばせている。
「テイラーを受け入れてやれよ。ニューヨークって、そういう場所さ。俺は『Welcome』って言うよ。」
「それに俺は、テイラーのことを才能あるソングライターだと思っている。彼女のやっていることを、俺は尊敬するね。」
生粋のニューヨーカーにして音楽界の大先輩でもあるビリーの擁護発言を受け、予想外の批判を受けたテイラーもホッと安堵か。
(TechinsightJapan編集部 ケイ小原)